7月17日(水)

今日はオールスターゲームが開催されました。

結果はナ・リーグが3-5でア・リーグに負けました。

大谷選手は2打数1安打3打点1本塁打(1四球)

今永投手は1イニング無失点、1奪三振の内容でした。

大谷選手のホームランで先制したナ・リーグでしたがすぐ裏に追いつかれ、逆転負けしてしまいましたね。もしあのままナ・リーグが勝利していれば、大谷選手がMVPに選ばれる可能性があったので少し残念でした。

今永投手はナイスピッチングでした。本人の「あまり緊張はしなかった」という言葉の通り、とても落ち着いていました。周囲に影響されない本当に強い「自分」を持っているのでしょう。投球はフォーシームで押していて、正直見ていて打たれそうな気がしませんでした。やはり「低めから投げ出された高スピンのボールが高めに決まったとき」は初見では難しそうだなと感じました。あと右バッターの内に食い込むスライダーもとても有効的に見えました。後半戦投球割合が増えるかもしれませんね。

今回のオールスターを見て感じたことは、史上最多39人が初出場という情報通り「若い選手が多いな」という印象を受けました。大谷選手が4年連続4回目30歳での出場でしたが、出場回数に関してはすっかりベテランという回数で、また年齢でみても中堅といっていい年齢でした。大谷選手を渡米後からずっと応援してきた身として、少し感慨深いものがありました。

そしてその印象がそのまま投球にもでていて、100マイルを超える投手がバンバン出てきていました。中でも大谷選手が3打席目に対戦したメイソン・ミラー投手は、102マイル(164キロ)を連発していました。

あとはとにかく皆楽しそうという印象を受けました。笑顔はもちろんですが、交錯しそうなプレーでは相手選手をハグして受け止めたり、長打コースでセカンドをあきらめた選手に対して、相手チームが走れというようなジェスチャーを送ったりと、相手選手に対しての愛とリスペクトに溢れていました。また大谷選手がホームランを打った場面も、他球団の選手が喜ぶリアクションに対してドジャース選手の少し冷めたリアクションも見ていておもしろかったです。

私は日本から出たことがありませんが、今回のオールスターを通じて「アメリカという国の文化」を少し垣間見ることができました。先に述べたこともそうですが、「家族を大事にする国」という印象を受けました。オールスター前日には、自分の子供達をグラウンドに入れて選手との交流を深めたり、レッドカーペットを一緒に歩いたり。また試合終盤にはベンチで下を向いている選手が多かったのですが、これは解説の長谷川さんによると「このあとの予定をどうするか家族と決めるためにメールしている」そうです。

今日は野球としてももちろん面白かったですが、アメリカという国と、他球団の選手の人柄を知れて大変面白いゲームでした。皆さんありがとうございました。

にほんブログ村 野球ブログ<a rel=

コメント

タイトルとURLをコピーしました